ハンディマッサージャーを捨てるとなると大変そうなイメージがありますが、基本的には不燃ごみとして捨てることができます。
ただしお住まいの地域やサイズによっては処分方法が異なる場合があり、小型家電として回収ボックスに入れて捨てるなど捨て方が細かく決められていることもあります。
大型のマッサージ器だと捨てるのも一苦労ですが、小さいからこそ気軽に捨てられるハンディタイプの捨て方や注意点をご紹介します。
目次
ハンディマッサージャーの捨て方について
ハンディマッサージャーは小型でありながら本格的なマッサージ機能が搭載されたものが多く、近年人気の小型家電の一つです。
しかし使うのは良いとしてもいつかは処分することになります。そうなると気になってくるのが“捨て方”です。
ハンディマッサージャーは小型とはいえ家電製品なので「捨てるにも処分費用がいるのでは?」と思う方が少なくありません。
結論からいうとハンディマッサージャーの捨て方は基本的に“不燃ごみでOK”です。
ただし“お住まいの地域によっては不燃ごみ以外で指定されている場合もあるので必ず確認して下さいね”となります。
不燃ごみであれば、多くの自治体では週に1回不燃ごみの日が定められていますので、その日にゴミ袋に入れて出せばOKです。
もし形状を見られるのが困る場合は割れた食器などと同様に紙にくるんでも良いでしょう。
ゴミ袋については、お住いの地域によっては指定ゴミ袋でないと出したゴミを回収してもらえないこともあるので、市販のゴミ袋でOKなのか、それとも指定ゴミ袋でないといけないのか、の確認が必要です。
市販ゴミ袋も指定ゴミ袋もほとんどが45Lサイズがあるので、小型のハンディマッサージャーなら余裕で入る容量となっています。ゴミ袋に入れたら口をしっかり縛って不燃ごみの日に出して下さい。
お住まいの地域によるゴミの出し方や分別方法はご自身で調べて頂くしかありませんが、予備知識や注意しておきたいポイントをいくつかご紹介するのでぜひ参考にして下さい。
ハンディマッサージャーは家電リサイクル法の対象外!
家電製品には捨てる際にリサイクル料金として一定のお金を払う必要があるものがあります。
基本的にテレビ(ブラウン管・プラズマ・液晶)、冷蔵庫(冷凍庫)、洗濯機(乾燥機)、エアコンの4品目にだけ適応されており、ハンディマッサージャーは家電リサイクル法の対象ではありません。
つまり、ハンディマッサージャーを捨てる時にはリサイクル料金は不要です。
ただし、お住まいの地域によっては小型のハンディマッサージャーでも処分費が必要になる場合がありますので、お住いの自治体のゴミ回収方法については必ず調べて下さい。
小型家電回収ボックスや自治体回収ボックスに捨てる
お住まいの地域によっては不燃ごみではなく小型家電回収ボックスや自治体回収ボックスに捨てなければならない場合があります。
炊飯器やトースターなど、冷蔵庫や洗濯機ほど大きくはなく自分で持ち運べるサイズの家電製品は、自治体が設置した小型家電回収ボックスや自治体回収ボックスに捨てるよう定められている地域もあります。
その地域にお住いの場合はハンディマッサージャーも同様の捨て方になります。
小型家電回収ボックスや自治体回収ボックスは主に次の場所に設置されていることが多いです。
- 役所(市役所・区役所など)
- 公民館
- 図書館
- コミュニティーセンター
- 大型スーパー
主に人が多く集まる場所に設置されていることが多いですが、回収ボックスの場所が見つからない場合には役所のホームページや窓口、電話などで確認しましょう。
また無条件で回収してくれるとは限らず、回収ボックスで引き取れる小型家電のサイズや重さを制限している地域もあるので注意が必要です。
その場合は、もし捨てるハンディマッサージャーのサイズや重さが制限オーバーする場合には処分費用をが必要になります。
処分費として手数料が必要な地域もある
ハンディマッサージャーを捨てるにあたり処分費として手数料が必要になる地域があります。
代表的な地域として“大阪市”が挙げられます。
大阪市はゴミの分別に厳しい自治体であり、ハンディマッサージャーの種類によっては小型家電ではなく粗大ごみに分類されます。
粗大ごみとして収集するものは、家庭の日常生活から出されるごみで、最大の辺または径が30センチメートルを超えるもの、あるいは棒状で1メートルを超えるものです。
引用元:大阪市 粗大ごみの申し込み方法
ハンディマッサージャーの機種によっては持ち手が長く全長30cm以上のものもあるので、該当する場合は手数料を支払って捨てることになります。
ちなみに大阪市ではマッサージ器を“いす型”か“いす型意外”の2つに分類しそれぞれ異なる手数料を設定しており、ハンディマッサージャーは“いす型以外”となり手数料は200円です。
実際に捨てる場合は以下の手順となります。
- 役所へ電話またはホームページから申込をする。
- 収集希望日までに手数料券を事前に購入しておく。
購入先:コンビニ、スーパーマーケット、郵便局など - 収集日当日の朝9時までに指定場所(家の前やゴミステーション)に出しておく。
粗大ごみで処分する必要のある自治体では概ね同じ流れとなっているので、まずはお住いの地域の役所のホームページで確認しましょう。
月1~2回の廃品回収日に捨てる
お住まいの地域によっては月1~2回ほど廃品回収を行っている場合があり、そこにハンディマッサージャーを持ち込んで捨てることもできます。
廃品回収では主に空き瓶や電池、蛍光灯などを回収しており、ハンディマッサージャーも回収してくれる場合があります。
廃品回収場所は普段のゴミステーションではなく公民館や集会所などに設けられている場合が多いので、お住まいの地域の役所に問い合わせてみましょう。
自分の住む地域での捨て方を検索する方法
「(住んでいる地域名、市町村名) 小型家電 捨て方」などのキーワードで検索すると役所の該当ページがヒットします。
ハンディマッサージャーは基本的に不燃ごみですが、お住まいの地域によっては専用の回収ボックスに持って行く必要があったり、手数料を支払う必要があったりします。
間違うと回収されずそのまま・・・なんてことになるので、お住まいの地域のごみの分別方法や捨て方などをインターネットで検索しましょう。
上述してきたような捨て方の細かい指定が特に無ければ、小型家電の指定の捨て方(基本的には不燃ごみ)になります。
業者へ持ち込み・オークションで売る
捨てる以外の方法として、業者へ持ち込んで引き取ってもらったり、ネットオークションで売る方法もあります。
業者で引き取ってもらう場合は清掃工場やエコ回収業者、リサイクルショップに持ち込みましょう。無料で引き取ってくれたり、買い取りしてもらえることがあります。
持ち込みが面倒なら回収業者が便利です。回収業者を探すのもこんなサービスを利用すれば迷わなくて済みます。
まとめ
- ハンディマッサージャーは家電リサイクル法の対象外
- 捨て方は基本的に不燃ごみでOK
- お住いの地域によっては捨て方に違いあり
⇒家電回収ボックスや自治体回収ボックスに捨てる
⇒サイズや重さによっては粗大ごみの扱いになる
⇒手数料が必要な自治体もあり
⇒廃品回収日に指定場所へ持って行く - お住いの地域のごみの捨て方は必ず検索して調べる
- 業者への持ち込み、ネットオークションで売る方法もある
ハンディマッサージャーは小型で便利ですが、小さくても家電製品であるがゆえに捨て方が悩みの一つです。
多くの自治体では基本的に不燃ごみとして捨てることができますが、お住まいの地域によって捨て方が異なるのでまずは地域のゴミの出し方や分別法をネットで検索しましょう。
ハンディマッサージャーは種類が多く形状やサイズも様々ですが、捨て方さえ知っていれば捨てる際の悩みを気にせず、購入時の選択要素にもなるので、ご紹介した内容をぜひ参考にして下さい。
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