エクササイズマットは市販品を購入しなくても家にあるもので代用することができます。
筋トレやヨガ、ストレッチなど何を目的にするかにもよりますが、クッション性や防音性が目的であれば毛布やバスタオルで代用でき、床の汚れ防止が目的なら洗濯しやすいタオルがおすすめです。
目的別におすすめの代用品をメリット&デメリットとともに詳しくご紹介します。
目次
エクササイズマットを家にあるもので代用する
エクササイズマットは1枚持っていると筋トレやヨガ、ストレッチに使えて便利ですが、市販品を買うとなると1枚数千円の出費になります。
でも実は家にあるもの、例えば
- 毛布
- バスタオル
- ジョイントマット
- 厚手のカーペット
こういったもので代用できます。しかし、どんなエクササイズにも使用できるというわけではありません。
ひと口にエクササイズといっても筋トレやヨガ、ストレッチなど様々な種類があり、それぞれに使用するエクササイズマットはクッション性重視や防音性重視、床の汚れ防止重視など“何を目的とするか”によって最適な代用品も異なってきます。
また代用品は手軽でコストをかけずに用意することができるメリットがありますが、市販のエクササイズマットと比べると専用ではないので耐久性や使用感に劣るデメリットもあります。
そこで“何を重視するか”によって最適なおすすめ代用品をメリット&デメリットとともにまとめてみました。
クッション性重視の代用品
クッション性を重視する場合の代用品としては、
- 毛布
- バスタオル
- ジョイントマット
がおすすめです。
毛布やバスタオルはどの家にもあると思いますので用意するのも比較的簡単です。
ジョイントマットは約45cm×45cmサイズで厚さ1~2cmのマットで、小さなお子様がいるご家庭ではよく使用されています。
毛布やバスタオルのメリットは折りたたみが簡単で厚みの調節がしやすく、重ねて使うことでクッション性がアップすることです。
毛布は薄手のものでも折りたためばエクササイズマットよりも厚みがでます。
バスタオルは広げたサイズが丁度エクササイズマットの大きさになり、またタオル地なので汗をかいてもしっかり吸収してくれます。
バスタオルの厚みに物足りない時は2~3枚重ねて使うことをおすすめします。
ジョイントマットは小さなお子様をお持ちでない方は馴染が薄いかもしれませんが、1枚約100円程で100円ショップなどで購入できます。
エクササイズマットの代用として使用する場合は約8~10枚ほど必要になりますが、それでも約1,000円で準備できるのでローコストな点もメリットの一つです。
毛布・バスタオルのデメリットは滑りやすいこと。
体を動かした際に一緒に動いてしまいやすく、筋トレやストレッチで体の体制をキープしたい時に上手く固定しづらいことがあるので、その点に注意が必要です。
ジョイントマットは床にピッタリとまではいきませんがくっ付いているので体を動かしてもジョイントマットが動くことはほぼ無いため、その点は優秀です。
防音性重視の代用品
防音性を重視する場合の代用品としては、
- ジョイントマット
- 厚手のカーペット
がおすすめです。
特に筋トレ器具や鉄アレイなどを使ってトレーニングをしたい方は防音性を重視してマットを選んでください。
筋トレ器具などは意外と床下に音が響くため、マンションやアパート暮らしの方は防音対策もしっかり行いましょう。
防音性重視でジョイントマットや厚手のカーペットを代用するメリットはコストを抑えられること。
防音性に優れた防音マットなども市販されていますが、ジョイントマットよりも高価格であるため初期費用を抑えたい方には代用品をおすすめします。
デメリットはお手入れが大変なこと。冬用の厚手のカーペットを代用するとなると夏場は暑く、汗をかいても気軽に洗えないという点が挙げられます。
汗が気になる場合の解決法としては、バスタオルをカーペットの上に1枚敷くと良いでしょう。
床汚れ防止重視の代用品
床汚れ防止を重視する場合の代用品としては、
- バスタオル
- ジョイントマット
がおすすめです。
筋トレやヨガ、ストレッチなどを直に床の上で行うと汗や皮脂などで意外と汚れてしまいます。
1回のトレーニングでは目立たなくても、毎日続けているとどんどん汚れが目立ってきます。
そこで床汚れ防止を重視する場合の代用品は汚れ防止と同時に洗いやすさも重要なポイントとなります。
バスタオルを代用品として使用するメリットは何といっても洗いやすさ!
どれだけ汚れても洗濯機でジャブジャブ洗えるのはバスタオルならではです。
ジョイントマットはバスタオルと比べると少し手間がかかりますが、1枚1枚のサイズが小さいのでお風呂場でザッと洗って干すことでいつでも清潔に使用できます。
デメリットは繰り返し洗っているうちにへたれてくること。
フワフワのバスタオルはぺちゃんこに、ジョイントマットもクッション性が劣化してくるので買い替えのサイクルが早くなってくるでしょう。
片付けやすさ重視の代用品
片付けやすさを重視する場合の代用品としては、
- バスタオル
- ジョイントマット
がおすすめです。
筋トレやヨガ、ストレッチなどを行う度に使用するマットを片付けたいという方は片付けやすさを重視して代用品を選びましょう。
バスタオルとジョイントマットのメリットは片付けやすさと清潔さを両立できる点です。
バスタオルは使用後に他のタオルと洗濯するだけでOK!
ジョイントマットも1枚1枚取り外しやすいので重ねて収納しておくことができるうえに、汚れが気になる時は気軽にサッと洗えます。
デメリットは特にありませんが、あえて挙げるとするなら準備する手間でしょうか。
バスタオルを数枚使用する場合は重ねて広げる手間、ジョイントマットは1枚1枚ジョイントする手間がかかります。ただそこまで手間でも無いとは思います。
出しっぱなし重視の代用品
使用する代用品を出しっぱなしで使いたいという場合には、
- ジョイントマット
- カーペット
がおすすめです。
毎日トレーニングする度にマットを出したり片づけたりするのが面倒な場合には、出しっぱなしでもインテリアの邪魔にならない代用品を選びましょう。
ジョイントマットやカーペットのメリットはインテリアや好みに合わせてカラーや柄を選べること。
ジョイントマットは単色無地のイメージがありますが、カラフルでポップなカラーやデザインの商品もあります。
またカーペットも季節に合わせて好きなデザインを選べますし、毛足の長いラグなどもオシャレでおすすめです。
デメリットは出しっぱなしにすることで徐々に汚れてくることです。
トレーニング時以外にもジョイントマットやカーペットの上で過ごす時間が長くなるほど汚れやすいため、トレーニング時はバスタオルを敷くなど工夫をすることで汚れ防止と清潔さを保つようにしましょう。
コスト重視の代用品
家にあるものを基本的に使う意味では毛布やバスタオルなど、全てコスト的に問題ありません。
しかし汚れても良い、ボロボロになっても良い、など使うからには劣化が伴います。代用品は目的に沿ってはいますが、専用性が低いと言うことですね。
つまり専用利用でき、かつコストパフォーマンスも良いものがオススメと言うことになります。
それはやはり「ジョイントマット」です。
機能性は代用品としては十分、かつ100均でも購入でき安いです。もしエクササイズで使わなくても別の使い道もあるので工夫次第で無駄を減らせる余地が多いのもオススメポイントです。
長い目で見ると市販のエクササイズマットがおすすめ
エクササイズマットは目的をしっかり見極めれば家にあるもので十分に代用が可能です。
ただし、長い目で見た場合にはやはり市販のエクササイズマットをおすすめします。
代用品でもクッション性や防音性に問題はありませんが、使用感や使い勝手が悪かったり、耐久性が低いといったデメリットもあり、それがかえってストレスに繋がることもあり得ます。
長い目で見ると機能性、使い勝手、耐久性の面で総合的には市販のエクササイズマットの方がコストパフォーマンスが良いと言えます。”トレーニングの質”と言う意味でも市販品の方が良いでしょう。
ですので自宅で筋トレやヨガ、ストレッチを長く続ける場合には初めは代用品で試してみて、続けていけそうと感じたら思い切ってエクササイズマットに切り替えることも検討してみて下さい。
エクササイズを自己流で進めるのが不安な場合
エクササイズマットの入手を検討されているのは、自宅で「身体を動かしたい」「トレーニングを始めたい」、それにより「運動不足の解消」や「身体の不調を改善したい」と言う想いからだと思います。
例えば肩こり、腰痛、むくみ、ぽっこりお腹などなど。
でも単に「ちょっと運動したい」ではなく、本気で不調改善したいなら自己流で進めるとホントに改善できるのか不安がありますよね。
そんな悩みが当てはまるなら、ヨガというアプローチもあります。
ヨガには肩こり、腰痛、むくみ、ぽっこりお腹など、身体の不調改善を目的としたものがあり、実践する方も増えてきています。
でも、どうすれば目的にあわせて実施できるのか。そのために習うとなればスタジオに行かなければならないし、忙しくて予定を合わせられない、など心配されるかもしれませんね。
実は、目的にあった適切なレッスンを相談でき、オンラインで自宅にいながら受講することができ、かつ時間の融通も利くサービスがあります。
それがオンラインパーソナルヨガの「YOGATIVE ~ヨガティブ~」です。
もしお悩みであれば一度確認してみてください。お試しで無料体験レッスン(50分)も可能です。
まとめ
- エクササイズマットは目的に合わせて家にあるもので代用が可能
- クッション性重視⇒毛布、バスタオル、ジョイントマット
- 防音性重視⇒ジョイントマット、厚手のカーペット
- 床汚れ防止重視⇒バスタオル、ジョイントマット
- 片付けやすさ重視⇒バスタオル、ジョイントマット
- 出しっぱなし重視⇒ジョイントマット、カーペット、ラグ
- 長い目で見たら市販のエクササイズマットに切り替えるのがおすすめ
トレーニング初心者の場合、できるだけ初期費用のコストを抑えたいところ。
エクササイズマットは1枚持っておくと様々なトレーニングに使用できますが、1枚数千円のコストがかかります。
どういったトレーニングをするのか、どういった目的を重視するのか、この点をしっかり見極めておけば家にあるもので代用することができます。
ただし長くトレーニングを続けるうちに、より高いトレーニングの質を求めるようになった時は市販のエクササイズマットに切り替えも検討してみて下さい。
もしエクササイズを自己流で進めることに心配があるなら、こちらの選択肢もあります。