ぶら下がり健康器はぶら下がるだけ。それは分かるけど何分くらいやれば良いのか分からないという声をよく聞きます。
また単純な割に器具は高額・・・と躊躇することはありませんか?
ここでは改善できることは何なのか、ぶら下がるだけで良いのか、実施するタイミングは?など、改善したい症状別に伝えます。
目次
ぶら下がり健康器で簡単ストレッチ!でも何分やれば良い?
ぶら下がり健康器は基本的に1回1~2分が目安です。
「たった1~2分で良いの?」と思うかもしれませんが、実際にやってみると結構ハードワークです!
ぶら下がると自分の体重を両手で支えることになるため、始めたばかりだと1分もしないうちにギブアップする方が多いです。
まずは1分を目標にし、慣れてきたら2分を目安としましょう。
1日何回を目安に行えば良いか?
ぶら下がり健康器を使ったストレッチは1日2~3回を目安に行いましょう。
オススメは朝晩の2回か朝昼晩の3回ですが、隙間時間にササッと出来るのでタイミングは余り気にせず、気軽にぶら下がってストレッチすればOKです。
やり過ぎると手が痛くなる
ぶら下がり健康器は自分の体重を握ってる両手で支えるので、慣れないうちは30秒でも手が痛くなります。慣れてくると緩和されますが、手袋などを嵌める人も多いです。
ただしやりすぎには注意しましょう。
特に普段全く運動をしない方や筋力が弱い方は、両手や両手首に急激な負荷がかかり、痛める原因になります。
まずは1回1分が目安ですが、1分未満でも手が痛いと感じた時は直ぐに止めるようにして下さい。または足をついても良いので負荷を軽くして行いましょう。
ぶら下がり健康器は続けないと意味がない
一般的にストレッチには「体をほぐす」「筋力アップ」「姿勢強制」「ダイエット」など様々な効果が期待できますが、いずれも毎日続けないと効果は得られませんし持続しません。
ぶら下がり健康器も同じです。やり方は異なってもストレッチであることは一緒なので、毎日コツコツ続けないと意味がないということです。
どんな効果が期待できるのか
ぶら下がり健康器を使ったストレッチでは肩こりや腰痛、猫背の改善効果が期待できます。
- 肩周りの筋肉が伸ばされる・・・肩こり改善につながる
- 普段体重により圧力がかかっている背骨が伸ばされる・・・腰痛の改善につながる
- 姿勢を正しく保つ為に重要な背中の広背筋が伸ばされる・・・猫背の改善につながる
さらに嬉しいことに、そうやって肩周りや背中の筋肉がしっかりストレッチされることで、代謝がアップしダイエット効果も期待できます。
使う目的によりエクササイズも取り入れてみよう
ぶら下がり健康器を使う目的は、肩こり、猫背、腰痛などの身体の不調改善という方が多いですが、例えば肩こりを改善したいと思った時にぶら下がるだけで十分か?と言うと、肩こりの具合によっては別のエクササイズも合わせて実施した方が良い場合があります。
ストレッチではほぐして伸ばすことは出来ますが、そうやって取れた歪みが元に戻らないようにするには支えるのに必要な体幹を鍛える必要があります。
ただ、エクササイズまで実施しようとなると自己流ではなかなか難しいものです。
そこでオススメしたいのがヨガです。
ヨガにも身体の不調、肩こり、猫背、腰痛などの不調改善を目的としたものがあり、実践する方も増えてきています。
でも、どうすれば目的にあわせて実施できるのか。そのために習うとなればスタジオに行かなければならないし、忙しくて予定を合わせられない、など心配されるかもしれませんね。
実は、目的にあった適切なレッスンを相談でき、オンラインで自宅にいながら受講することができ、かつ時間の融通も利くサービスがあります。
それがオンラインパーソナルヨガの「YOGATIVE ~ヨガティブ~」です。
よりしっかり不調改善に取り組んでみよう!という方は一度確認してみてください。お試しで無料体験レッスン(50分)も可能です。
肩こりに対する使い方~肩周りの筋肉を伸ばそう~
肩こりに対しては2つ使い方があります。
<1つ目>
- ぶら下がり健康器具に片手をかけて真正面を向き、両脚を曲げてぐ~っと上半身を伸ばす。
- 二の腕から脇腹にかけてピーンと伸ばした状態で深呼吸しながら10秒間キープ。
- 10秒経ったら手を下ろし、10秒間休ませる。
- 反対側の腕も同様に行う。
<2つ目>
- ぶら下がり健康器具に片手をかけて体を真正面から90度真横に向ける。
- 両脚を曲げてぐ~っと上半身を伸ばすが、その際に顔を手を挙げた反対側に反らす。
- 10秒間キープし、その後手を下ろして10秒間休ませる。
- 反対側の腕も同様に行う。
ここに注意しよう
- 両脚は必ず床に付けた状態で行うこと
- 10秒以上キープせず、キープ後は10秒間しっかり休ませること
- キープ中は深呼吸をすること
口コミ 肩こりが緩和された(40代女性)
色んなストレッチ法を試した中でぶら下がり健康器具が一番効果がありました!1回1分ほどの短時間でもしっかり筋肉が伸びて、ストレッチ後は肩全体がじんわり温かくなる感じがします。
これまでは朝ストレッチをしても昼頃にはまた肩がガチガチに凝っていましたが、ぶら下がり健康器具でストレッチをするようになってからは1週間程で日中に肩こりを感じなくなりました。
こちらの女性は1回1分、1週間の実施で改善効果を実感されたとのこと。肩こりで悩んでいる方には朗報ですね!
こちらの動画では肩のストレッチ方法を詳しくご紹介しているので参考にどうぞ。
腰痛に対するやり方~背骨を伸ばそう~
腰痛に対しては次のように使用します。
- ぶら下がり健康器のバーを両手でしっかりと持つ。
- 背骨が真っすぐになるように意識し足を浮かしてぶら下がる。
- 体を揺らさずに1分間キープする。
ここに注意しよう
キープ時に体を揺らすと腰の部分に負荷がかかり腰痛を悪化させる原因になるので注意しましょう。
また体重を支えるのが厳しい場合にはバーの高さを低めにして両脚が付いた状態で腰を落とし、背中を伸ばすと良いです。
口コミ 腰痛への効果を実感した(50代男性)
数年前にヘルニアを患ってからストレッチや筋トレで腰まわりを鍛えてきましたが、腰痛自体は悪化しなかったものの慢性化してしまいました。
後にヘルニアに筋トレは腰痛を悪化させると知りました。
それからは腰痛が酷い時に軽くストレッチをする程度でしたが、知り合いにぶら下がり健康器をおすすめされて買ってみました。
ぶら下がると腰から背中全体がぐ~っと伸びるのが分かります。寝る直前に行うと寝つきも良くなりました。
まだ使い始めて1ヶ月ですが、完全に腰痛は改善されていないものの痛みで夜寝れないということは完全に解消されたので、効果はあったなと実感しています。
こちらの男性は、ぶら下がり健康器に出会うまで紆余曲折があったのですね。
使用し始めてから1か月で効果を実感されたとのこと。効果が現れるまでの期間はその方の症状にもよりますが、続けることで効果を期待できると言う良い例ですね。
猫背に対する使い方~姿勢に大事な広背筋を伸ばそう~
猫背に対しては次のように使用します。
- 両腕を出来るだけ耳にぴったりくっつけるようにして両手でバーを持つ。
- 背中全体の筋肉が伸びることを意識しながら30秒~1分ほどぶら下がる。
ここに注意しよう
猫背は背中の筋肉である広背筋が発達していないだけでなく、肩甲骨がガチガチに固まっている場合が多いです。
両手を耳にくっ付けた状態でぶら下がることで広背筋と肩甲骨を同時にストレッチできます。
口コミ 姿勢がキレイになった(30代女性)
これまで時々「姿勢が悪いよ」と指摘されたことがありコンプレックスの一つでした。
整体に通ってみたり自宅でストレッチをしたりもしましたがどれも長続きせず・・・。
もっと簡単手軽で面倒くさくない方法はないかと思っていた時にSNSでぶら下がり健康器を見て購入してみました。
実際に猫背が治っているかどうかは自分では気付き難いですが、半年ほど続けた頃に「姿勢がキレイですね」と言われ、続けて良かったと思いました。
こちらの女性は半年ほどで効果を実感されています。
痛みを伴う症状であれば痛みの緩和で改善されたことに気づきやすいですが、姿勢改善は自分ではなかなか気付けないので嬉しいですね。継続こそ力なり!ですね。
まとめ
- ぶら下がり健康器でのストレッチは1回1~2分が目安
- 初心者は30秒~1分を目安に始めると良い
- 1日2~3回、朝晩や朝昼晩、隙間時間などに行う
- 毎日コツコツ続けないと効果を実感できない
- 肩こりや腰痛、猫背の改善効果が期待できる
- ストレッチによって代謝アップやダイエット効果も期待できる
健康のためにストレッチを行う人は多いですが、なかなか長続きしないという方も多いです。また肩こりや腰痛を改善するためにストレッチを行うと痛みを悪化させてしまうケースもあります。
ぶら下がり健康器具なら従来のストレッチと比べてぶら下がるだけでOKなうえに1回1~2分と短時間で終わるのでストレッチ初心者の方にこそおすすめです。
大きな負荷をかけずにストレッチ出来るので慢性的な肩こりや腰痛、猫背などでお悩みの方にもおすすめです。
色々な種類があるので、ここでお伝えしたことを参考に選んでみて下さい。
エクササイズも頑張る!という方はこちらも合わせて確認してみて下さい。