ストレッチポールで脇の下をゴリゴリすると痛い!なぜ?

ストレッチポールは色々な部位に使えますが、脇の下に使用すると痛みを感じる人が多いです。

それは何故なのか?どこか身体がおかしい?ストレッチポールがあってない?使い方は正しい?

理由を知って安心してストレッチしましょう。

ストレッチポールを脇の下に使うと痛い理由

ストレッチポールで脇の下をゴリゴリすると痛いのは、脇の下の筋肉がガチガチに固くなっているからです。またそれによりリンパが詰まっているからです。

これを解消すれば痛みも緩和されていきます。

また、体重をかけすぎたり、肋骨まで転がすと痛い場合があります。体重のかけ具合は痛気持ちいいくらいにし、肋骨に当たらないようにしましょう。

なおストレッチポールは基本的に柔らかい素材で出来ているので、ストレッチポールによる痛さの違いは無いと考えて良いでしょう。

同じような形状の商品にフォームローラー、ヨガポールもありますが、フォームローラーを使用する場合は固めのものや凸凹があるものもあるので、そのせいで痛みが強くなることもあります。自分にあったものを使用しましょう。

脇の下の筋肉はなぜガチガチになるのか?

脇の下が固くなるのは広背筋を使う普段の姿勢や動作が関係しています。

簡単に言うと、脇を軽く開いて肘を90度くらいに曲げた状態で何かする動作です。例えば

  • 箱などの物を持って体を捻る
  • 窓ふきのような掃除
  • PC操作の姿勢

と言った動作です。広背筋に負荷がかかりますが、普段は脇の下の筋肉をケアしないので固くなっていきます。

また脇の下の筋肉は肩甲骨に繋がっていますが、肩甲骨周りの他の筋肉も日常生活で酷使しているので、その影響で脇の下の筋肉も固くなりやすいのです。すると、

  1. 疲労物質が蓄積して筋肉が固まる
  2. 血液やリンパ液の流れが悪くなる
  3. 老廃物もたまる
  4. 痛みが強くなる

となります。

さらに肩甲骨の動きが悪くなると首、肩、腰の動きも制限されて出て四十肩、五十肩、腰痛にもつながります。

また脇の下にはリンパ節がありますが、固くなると免疫が弱まり病気になりやすくなります。

そのためストレッチポールで脇の下の筋肉をほぐすことでリンパの流れも良くすることができ、他の部位も合わせて改善していけると言うことです。

痛みを伴わずに脇の下をほぐす方法もある

脇の下をほぐすことは大事だし、やった方が良いことは分かったけけど痛いのは避けたい。

そんな方には、痛みを伴わなずに脇の下をほぐす方法もあります。

それはヨガでぐいーっと伸ばしてあげる方法です。

ヨガには脇を伸ばすポーズがあり、かつ呼吸法を取り入れるためリラックス効果や自律神経のバランスを整える効果も期待できます。ただストレッチするだけよりも、心身ともに不調改善に一役買ってくれます。

でも、目的にあった実施ができるのか?習うならスタジオ通いもあるし、そもそも忙しくて予定を合わせられない、など心配されるかもしれませんね。

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ストレッチポールには弊害もある

ストレットポールは素晴らしい道具ですが、使い時、使い方を間違えると弊害もあります。

正しくはストレッチポールと言うよりはストレッチそのものですが、効果が半減するので注意して使用しましょう。

  • 痛むほどやると力が入り効果半減
    ストレッチはストレッチする部位がリラックスしてこそ意味があります。余り痛みがある状態だと無意識に力が入り、意味がなくなるので注意しましょう。
  • 身体が温まらないうちにやると痛めつけることになる
    寝起きですぐ実施するのはやめましょう。身体が温まってないので筋肉もこわばっている状態だからです。凍ったゴムを伸ばそうとしているようなもので、ストレッチしているつもりが痛めつけていることになります。少し身体を動かして温めてから実施しましょう。
  • やりすぎはNG
    ストレッチポールで凝っている部分をゴリゴリする訳ですが、体重のかけすぎ等、適切なやり方でない状態で痛いのを我慢するのは逆効果です。内出血の原因にもなりますから注意しましょう。

ストレットポールの使用には禁忌がある!?

さて、注意して使用する分には問題なさそうなストレッチポールですが「禁忌」があります。

いくつか調べると共通して次のことが挙げられていたのでお伝えしますね。

【痛み・腫れがある場合】
血流が良くなり、痛み、腫れが酷くなる場合があるため。

【妊娠中】
基本的にNG。専門トレーナーの指示のもとで使用するケースはあり。

【整形外科的疾患(椎間板ヘルニア、骨粗鬆症など)】
骨粗鬆症はポールから転落しても骨折するリスクあり。
椎間板ヘルニアは痛みが強くなる場合あり。そのため「痛みや痺れが出ないもの」「一度試して楽になった実感があるもの」「毎日続けられるもの」「リラックスしながらできるもの」であれば注意しながら使用するケースもあり。

【内科的疾患(高血圧症、糖尿病など)】
血圧の変動により、身体に負担がかかる恐れがあるため。

https://www.natsume-sekkotsuin.com/hernia-stretch/
https://selfcc.com/tool/stretchpole-warning/
https://ameblo.jp/stretchpole7/entry-10723213764.html

まとめ

ストレッチポールを脇の下に使うと痛いのはそれだけ普段酷使していると言うことです。

正しい知識と使い方で改善していきましょう!

  • ストレッチポールを脇の下に使うと痛いのは脇の下の筋肉がガチガチだから
  • 脇の下の筋肉をほぐすことで首、肩、腰にも良い影響がある
  • ストレッチポールは柔らかいのでモノによる違いはほぼ無い
  • 正しい使い方をすれば、無駄に痛みを感じずに使用できる
  • 禁忌があるので注意する

いろいろなストレッチポールがあるので確認してみて下さい。

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